寝具にピンは避けるべき!

子どもの寝具などを揃えるにあたって、自分自身の子ども時代のことをふと思い出しました。
当時、私の実家にはなぜか「ふかふかのタオル」が多かったことを思い出します。
恐らくは、田舎に住む母方の祖母が、たくさんの贈答品に困って母に分けてくれたものだと思うのですが、とにかく大小さまざまなサイズの高級タオルが家にありました。
それは非常に簡素な家の暮らしにそぐわないものでしたが、幼い私はその感触を素直に喜んでいたのです。

やがて母は、その気持ちよいふかふかのタオルを、かけ布団のカバーに取り付けました。
横になった際に、首や顔があたる側をタオルで覆い、その隅を安全ピンで固定しました。
私はこれが大好きでした。
寝つきの悪い子どもでしたが、そのふかふかのタオルの感触は夢見るようで、寝る際の楽しみと思えたくらいです。
母は母で、掛布団カバー自体ではなく、タオルをまめに洗濯する方が楽なので、これを好んでいたようでした。

と、一見懐かしい思い出ではありますが、よく考えればこれはかなり危険です。
いくら「安全」ピンとは言え、寝具に…それも子どものものに、ピンを使ってタオルを固定するというのは、現在の私には考えられません。
就寝中に、何かの拍子でピンが外れてしまったら?と、母は考えなかったのでしょうか。

もちろん今となっては、そう尋ねる機会も理由もないのですが、想像力の欠如というものは恐ろしいな…と感じた、少し怖い寝具の思い出です。

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